ロシア工芸の中でも歴史のあるエナメル細工。宗教とともにビザンチンからその技術が伝わりロシアで確立したのは16~17世紀と言われています。ロストフのエナメルはロシアを代表する質を誇ります。美しい滑らかな輝きと焼成後に浮かび上がる豊かな色彩は見るものを引き付けます。エナメルの土台となりエナメルを引き立てる線条細工はロストフフィニフティの職人たちが追求したもののひとつです。受け継がれた伝統と技を目で見て、身に着けて楽しめるジュエリーです。