【 ロマノーソフ陶磁器 】

歴史

1744年女帝エリザベータの命によりサンクトペテルブルグに「ロシア皇帝専属陶磁器工房」が設立されました。ヨーロッパの陶磁窯の歴史は1710年にマイセン〈ザクセン王国=現ドイツ〉、1731年ロイヤル・コペンハーゲン(デンマーク)、ついでジノリ〈イタリア〉そして1744年ロモノーソフ〈ロシア〉。その後にセーブル〈フランス〉、ウェッジウッド〈イギリス〉と続きます。ヨーロッパ陶磁窯の歴史から見てもロマノーソフは貴重な位置を記し、また約260年の伝統を受け継ぐ誇りと常に品質の高いものを追求する職人達の手で今もサンクトペテルブルクの工房で造られています。
宮殿をより華やかにしたロモノーソフの食器。今も一般公開されている宮殿で数々のロマノーソフを見ることができます。両側の写真はサンクトペテルブルグ郊外にあるエカテリーナ宮殿。この宮殿は外観が鮮やかなブルーで宮殿内もあの「琥珀の間」や数々の美しい部屋がありますが、それにも負けない凛とした雰囲気で飾られていました。
ヨーロッパでは知名度が高い!

ロシアではお祝いや特別な日のプレゼントとしてロマノーソフを買います。ロシア独特の色彩やデザインが受け近年ヨーロッパ市場では大変注目されています。右の写真の陶器に描かれた絵はロシアらしく「バレエ」。
では、日本では・・・?

歴史的にも品質的にも申し分のないロマノーソフですが果たして日本での知名度はどうでしょう?日本国内でほとんで流通していなかったには近くて遠い国ソビエトにもあります。しかし今や新生ロシアとなりその門は大きく開かれつつあります。ソビエト時代の空白を埋めるかのように世界へ向けロシアの格調高い芸術品が発信され始めたと言えるでしょう。日本でももっともっとロマノーソフに興味を持っていただける方が増えるよう努力していきたいと思っています。