ロモノーソフ陶磁器 魅惑の世界

ロモノーソフ陶磁器工場はロシアに行きはじめて一番最初に訪れた工房です。

2003年に訪れた際に大きな工場の入り口にあった木造の売店はとても小さく食器もディスプレイすることなく置かれていたのを覚えています。これは2011年の頃訪れた時の画像です。とても立派なショールームになっていました。2階はロモノーソフの歴史博物館になっています。

ロシア・サンクトペテルブルグにあるロモノーソフ陶磁器工房

【歴史】1744年女帝エリザベータの命によりサンクトペテルブルグに「ロシア皇帝専属陶磁器工房」が設立されました。担ったのは科学者ミハイル・ロモノーソフ(モスクワ大学の創始者でもあります)。科学者としてタイルや陶磁器をより深く研究し上質な陶磁器を作り出しました。現在、エカテリーナ宮殿やエルミタージュ美術館内で当時使用されていた陶器を見ることができます。近代ロモノーソフの代表作コバルトネットや国宝級の芸術家たちによってデザインされた陶器、その格調の高さはロシア国内にとどまらず欧米諸国でも高く評価されています。

ロモノーソフ陶磁器工房 ショールーム ティーセット

ショールームには美しくディスプレイされた贅を尽くした作品が並ぶ

ロモノーソフ陶磁器工房 本社ならではの品ぞろえ

ロモノーソフ陶磁器工房ショールーム

品ぞろえはやはりサンクトペテルブルグにあるロモノーソフ本社が一番

ロモノーソフ陶磁器工房の工場見学

本社では工場の制作過程が見学できます。集中する職人たちの静まり返った

空気から緊張感が伝わってきます。

ロモノーソフ陶磁器工房のマスタークラス

マスタークラスもあります。

自分で絵付けをすると繊細に描くことの難しさや焼成後の発色の違いを

まざまざと知ることになりますます職人たちを神々しく感じました。

ロモノーソフ陶磁器工房のアーティスト ジュコワさん

ロモノーソフ工房の大好きなアーティスト、ジュコワさんを訪問し彼女の創作活動やこれからの希望など芸術について熱い思いをお聞きしました。夢のようなひととき。

ロモノーソフ陶磁器工房のアーティストジュコワの作品

お気に入りのアーティスト、ジュコワさんの作品はロシアの牧歌的な雰囲気と愛が詰まっている。

陶磁器好きにはたまらない世界。サンクトペテルブルグに行く機会がありましたら是非ロモノーソフ陶磁器工房(インペリアルポーセリン)を訪れてみてください。